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【コスパ最強】Acer Predator XB273K V5 レビュー|27インチ4K 160Hz+FHD 320Hzデュアルモード搭載ゲーミングモニター徹底解説

【コスパ最強】Acer Predator XB273K V5 レビュー|27インチ4K 160Hz+FHD 320Hzデュアルモード搭載ゲーミングモニター徹底解説

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Acer Predator XB273K V5とは?コスパ最強4Kゲーミングモニターの全貌

4Kゲーミングモニターのイメージ

4Kゲーミングモニター市場は年々活況を呈しており、2026年現在では多くのメーカーから魅力的な製品がリリースされています。その中でも圧倒的なコストパフォーマンスで注目を集めているのが、Acer Predator XB273K V5です。

約5.5万円($380前後)という価格でありながら、4K解像度で160Hz駆動、さらにFHD解像度に切り替えれば320Hzという超高速リフレッシュレートを実現するデュアルモード機能を搭載。FreeSync Premium対応、DisplayHDR 400認証、HDMI 2.1ポート装備と、この価格帯では考えられないほどの充実したスペックを備えています。

本記事では、ゲーマーや配信者の視点からAcer Predator XB273K V5の性能を徹底的に検証し、このモニターがどのようなユーザーに最適なのかを詳しく解説していきます。

この記事でわかること - Acer Predator XB273K V5の詳細スペックと他社製品との比較 - デュアルモード(4K 160Hz / FHD 320Hz)の実用性 - FreeSync PremiumとDisplayHDR 400の実力 - ゲーム・配信・日常利用それぞれでの使い勝手 - 5.5万円でこの性能は本当にお買い得なのか、正直な評価

Acer Predator XB273K V5の詳細スペック

モニターのスペック確認イメージ

まずはAcer Predator XB273K V5の基本スペックを確認しましょう。このモニターがいかに高いスペックを持っているか、数字で見ると一目瞭然です。

Acer Predator XB273K V5 スペック一覧
画面サイズ27インチ
パネルIPS
解像度3840 x 2160 (4K UHD)
リフレッシュレート160Hz (4K) / 320Hz (FHD)
応答速度0.5ms (GTG)
HDRDisplayHDR 400
適応同期AMD FreeSync Premium
輝度400 nit (typ)
コントラスト比1000:1
色域sRGB 99%、DCI-P3 95%
色深度10bit (8bit + FRC)
映像入力HDMI 2.1 x2、DisplayPort 1.4 x1
USBポートなし
スピーカー2W x 2
VESAマウント100 x 100mm
スタンド調整チルト、高さ調整
参考価格約55,000円($380前後)

特筆すべきは、この価格帯でHDMI 2.1を2ポート搭載している点です。PS5やXbox Series Xを接続する際にHDMI 2.1は必須であり、コンソールゲーマーにとって大きなアドバンテージとなります。

応答速度0.5ms(GTG)も驚異的な数値です。一般的なIPSパネルでは1ms~4msが標準的ですが、XB273K V5は高速IPSパネルの採用により、TNパネルに匹敵する応答速度を実現しています。

パネル性能の詳細分析

IPSパネルの最大の強みは、視野角の広さと色再現性の高さです。XB273K V5はsRGB 99%、DCI-P3 95%のカバー率を実現しており、ゲーム映像はもちろん、動画編集や写真レタッチにも対応できるレベルの色再現性を持っています。

10bit色深度(8bit+FRC)により、約10億7000万色の表現が可能です。8bitパネルでは約1677万色なので、グラデーション表現や微妙な色の違いをより滑らかに描写できます。特にHDRコンテンツを視聴する際に、この差は顕著に現れます。

コントラスト比1000:1はIPSパネルとしては標準的な数値です。VAパネルの3000:1~5000:1と比べると見劣りしますが、IPSパネルの色再現性や視野角の広さとのトレードオフとして理解しておきましょう。暗いシーンの多いホラーゲームなどでは黒の表現力に物足りなさを感じる可能性はあります。

デュアルモードの実力:4K 160Hz vs FHD 320Hz

高速リフレッシュレートのゲーミングイメージ

Acer Predator XB273K V5の最大の特徴が、デュアルモード機能です。これは一台のモニターで4KとFHDの2つの解像度・リフレッシュレートを切り替えて使用できる革新的な機能です。

4K 160Hzモード:美しさと滑らかさの両立

4K(3840x2160)解像度で160Hz駆動するこのモードは、RPG、アクションアドベンチャー、MMORPGなどの映像美を重視するゲームに最適です。

27インチで4K解像度を表示すると、ピクセル密度は約163PPIとなり、テキストの鮮明さや細部の描写力は圧倒的です。Windowsのデスクトップ環境でも、スケーリング150%で使用すれば作業領域を確保しつつ高精細な表示が楽しめます。

160Hzのリフレッシュレートは、144Hzと比較しても体感でわかるレベルの差があります。マウスカーソルの追従性やスクロールの滑らかさが向上し、ゲーム中の操作レスポンスも改善されます。

ただし、4K 160Hzでゲームを動作させるには、相応のGPU性能が必要です。AAA級タイトルで4K 160fpsを安定して出すには、NVIDIA GeForce RTX 4080以上、またはAMD Radeon RX 7900 XTX クラスのGPUが推奨されます。設定を調整して100fps前後で妥協するなら、RTX 4070 Ti SUPERでも十分対応可能です。

FHD 320Hzモード:競技シーンの圧倒的アドバンテージ

FHD(1920x1080)解像度に切り替えると、最大320Hzの超高速リフレッシュレートで駆動します。この数値は競技レベルのFPSゲームで真価を発揮します。

Valorant、CS2、Apex Legendsなどの競技タイトルでは、フレームレートの高さがそのまま勝率に直結します。320Hzでは1フレームあたり約3.1msで画面が更新されるため、60Hz(16.7ms)や144Hz(6.9ms)と比較して、敵の動きをより早く視認でき、照準を合わせるまでの時間が短縮されます。

27インチでFHD表示は粗さが目立つのではないか、という心配があるかもしれません。実際のところ、ゲームプレイ中は動きのある映像に集中するため、静止画ほど解像度の低さは気になりません。ただし、デスクトップ作業やテキスト表示では明らかに4Kとの差を感じるため、FHDモードはあくまでゲームプレイ専用と割り切るのがよいでしょう。

モード切り替えの利便性

デュアルモードの切り替えは、OSDメニューから行います。切り替え時には画面が数秒暗転してから新しいモードで再表示されるため、ゲーム中にワンタッチで切り替えるような使い方は現実的ではありません。

運用としては、「今日はValorantをやるからFHDモードにしておこう」「FF16を遊ぶから4Kモードで」というように、プレイするゲームに合わせて事前に切り替えておく使い方がベストです。この手軽さは、4K専用モニターとFHD専用高リフレッシュレートモニターの2台を使い分けるよりも遥かに効率的です。

FreeSync PremiumとHDR性能を検証

HDRゲーミングのイメージ

FreeSync Premium:ティアリングゼロの快適プレイ

Acer Predator XB273K V5はAMD FreeSync Premiumに対応しています。FreeSync Premiumは通常のFreeSyncに加えて、以下の要件を満たしています。

  1. LFC(Low Framerate Compensation)対応:フレームレートがFreeSync対応範囲を下回った場合でも、フレーム補間によりスムーズな表示を維持
  2. FHDで120Hz以上:最低でも120Hzのリフレッシュレートを保証
  3. 低遅延表示:入力遅延を最小限に抑制

これにより、フレームレートが大きく変動するゲームシーンでも、テイアリング(画面の裂け)やスタッタリング(カクつき)のない滑らかなゲームプレイが実現します。

NVIDIA GPU環境でもG-SYNC Compatibleモードで動作するため、GPUメーカーを問わず恩恵を受けられます。NVIDIAコントロールパネルの「ディスプレイ」→「G-SYNC, G-SYNC Compatibleの設定」から有効化できます。

DisplayHDR 400の実力

DisplayHDR 400認証は、VESA(Video Electronics Standards Association)が定めるHDR性能認証の中ではエントリーレベルに位置します。

DisplayHDR 400の主な要件は以下の通りです。

  • ピーク輝度:400nit以上
  • ローカルディミング:不要(グローバルディミング可)
  • 色域:sRGB 95%以上
  • 色深度:8bit以上

本格的なHDR体験にはDisplayHDR 600以上が推奨されますが、SDR表示と比較すれば明確な差を感じられます。特に明るいシーンの白飛び軽減や、色のダイナミックレンジの拡大は体感できるレベルです。

ゲームでHDR有効時には、太陽光や炎のエフェクトがより自然に表現され、暗部のディテールも向上します。ただし、ローカルディミング非対応のため、OLEDやMini LEDモニターのような圧倒的なHDRコントラストは期待できません。あくまで「この価格帯としては十分なHDR性能」と理解しておくのが適切です。

入出力端子と接続性

モニターの接続端子イメージ

HDMI 2.1 x2ポートの重要性

Acer Predator XB273K V5はHDMI 2.1を2ポート搭載しています。これは5万円台のモニターとしては非常に珍しい仕様です。

HDMI 2.1の帯域幅は最大48Gbpsで、4K 120Hz(VRR対応)、4K 144Hz(DSC対応)の映像出力が可能です。PS5は4K 120Hz出力にHDMI 2.1が必須であり、Xbox Series Xも同様です。HDMI 2.1が2ポートあれば、PS5とXboxの両方を同時に接続したままにできるため、コンソールゲーマーにとっては大きな利点です。

また、HDMI 2.1はALLM(Auto Low Latency Mode)とVRR(Variable Refresh Rate)にも対応しています。ALLMはゲーム起動時に自動的に低遅延モードに切り替わる機能で、VRRはFreeSync/G-SYNCと同様にフレームレートの変動に合わせてリフレッシュレートを動的に調整します。

DisplayPort 1.4

PCとの接続にはDisplayPort 1.4を使用します。帯域幅は最大32.4Gbpsで、DSC(Display Stream Compression)を利用することで4K 160Hzの出力に対応します。

DisplayPort 1.4は現在も主流の規格であり、多くのGPUに搭載されています。DisplayPort 2.1対応GPUがまだ普及途上であることを考えると、DisplayPort 1.4で4K 160Hzを実現しているのは実用上十分です。

USB-CやUSBハブ機能は非搭載

コスト削減のため、USB-C入力やUSBハブ機能は搭載されていません。ノートPCをケーブル1本で接続したい場合や、USBデバイスの集約を期待している場合は、別途USBハブやドッキングステーションが必要です。この点は上位モデルのXB283K V3(USB-C 65W PD対応)との明確な差別化ポイントとなっています。

スピーカー

2W x 2のステレオスピーカーを内蔵しています。音質は決して優秀とは言えませんが、ヘッドホンを使用しない場面での簡易的な音声出力には対応できます。配信用途では外部マイクとヘッドホン/イヤホンの使用が基本となるため、内蔵スピーカーの出番は限定的でしょう。

ゲームジャンル別のパフォーマンス評価

ゲーミング環境のイメージ

FPS/TPS(Valorant、CS2、Apex Legends)

FPSゲームではFHD 320Hzモードが真価を発揮します。320Hzのリフレッシュレートにより、敵の動きを1フレーム単位でより細かく追跡でき、エイム精度の向上が期待できます。

応答速度0.5ms(GTG)はIPSパネルとしてはトップクラスの高速性で、残像感の少ないクリアな映像を実現します。MPRT(Moving Picture Response Time)ベースでも1ms以下を実現しており、TNパネル並みの速さを誇ります。

Valorantのように軽量なタイトルでは、ミドルハイクラスのGPU(RTX 4070以上)でもFHD 320fpsに近い数値を出すことが可能です。CS2やApex Legendsではさらに重くなりますが、RTX 4070 Ti SUPER以上であれば200fps以上を安定して維持できるでしょう。

RPG/アクション(FF16、エルデンリング、サイバーパンク2077)

映像美を重視するタイトルでは4K 160Hzモードで遊びましょう。4K解像度による緻密なグラフィック表現と、160Hzの滑らかさを同時に堪能できます。

ただし、これらのタイトルで4K 160fpsを維持するには最高クラスのGPU性能が必要です。現実的には、画質設定を「高」程度にして80~120fpsを目指すのがバランスの良い運用です。FreeSync Premiumにより、フレームレートが変動してもスムーズな表示が維持されるため、60fps~160fpsの範囲で快適にプレイできます。

MOBA/ストラテジー(LoL、Dota 2、Civilization)

MOBAやストラテジーゲームでは4K解像度の恩恵が特に大きいジャンルです。マップ全体の情報量が増え、ミニマップの視認性も向上します。Civilizationのような情報量の多いゲームでは、4Kの広い表示領域が快適なプレイに直結します。

これらのゲームは比較的軽量なため、ミドルクラスのGPUでも4K 160fpsに近い数値を出すことが可能です。RTX 4060 Ti以上であれば十分でしょう。

コンソールゲーム(PS5、Xbox Series X)

HDMI 2.1対応により、PS5とXbox Series Xの4K 120Hz出力をフルに活用できます。対応タイトルでは120fpsの滑らかなゲームプレイが楽しめ、VRR対応によりフレームレートの変動にも柔軟に対応します。

PS5のゲームでは「パフォーマンスモード(120fps優先)」と「品質モード(画質優先)」を選択できるタイトルが多いですが、XB273K V5なら4K解像度を維持しつつパフォーマンスモードで120fpsを楽しめるため、両方のモードの良いところ取りが可能です。

配信・実況での活用法

ゲーム配信のイメージ

配信映像の品質向上

ゲーム配信では通常1080p/60fpsで配信しますが、ソースとなるゲーム映像が4Kであれば、ダウンスケーリングによりシャープで高品質な1080p映像を配信できます。4Kの情報量を1080pに圧縮するため、フルHDモニターでプレイした映像よりも鮮明で美しい配信映像が実現します。

OBS Studioでは「基本(キャンバス)解像度」を3840x2160に、「出力(スケーリング)解像度」を1920x1080に設定することで、このダウンスケーリングの恩恵を受けられます。スケーリングフィルターは「ランチョス」を推奨します。

デュアルモニター環境での運用

27インチという画面サイズは、デュアルモニター環境のメインモニターとして最適なサイズです。横幅が広すぎず、デスク上のスペースを圧迫しません。

サブモニターには24インチのFHDモニターを配置し、OBSの操作画面やチャット欄、配信ダッシュボードを表示するのが一般的です。XB273K V5はVESA 100x100mmに対応しているため、モニターアームでの運用も可能です。

配信画面のレイアウト

4K解像度の広い作業領域を活かして、OBSのプレビュー画面を大きく表示しながら、同時にゲームウィンドウを並べることも可能です。ウィンドウキャプチャとの相性も良好で、配信レイアウトの調整作業が効率的に行えます。

ただし、配信中はゲーム+OBSエンコード+αの処理が同時に走るため、4K 160fpsでゲームをプレイしながら配信する場合は、CPU・GPU共にハイスペックな環境が必要です。配信時はゲームのフレームレートを120fps程度に制限し、エンコードの負荷を軽減する運用が実用的です。

競合製品との比較

モニター比較のイメージ

同価格帯の4Kゲーミングモニターとの比較

XB273K V5の最大のライバルは、同価格帯の4K 144Hzモニターです。以下に主要な競合製品との比較をまとめます。

Acer Predator XB273K V5は、デュアルモード(4K 160Hz + FHD 320Hz)とHDMI 2.1 x2ポートという独自の強みを持っています。同価格帯の製品は4K 144Hz止まりが多く、FHDへの切り替えで超高速リフレッシュレートを実現できる製品はほとんどありません。

ASUS TUF Gaming VG28UQL1Aは4K 144Hz、HDMI 2.1対応で競合しますが、FHD高リフレッシュレートモードは搭載していません。価格も同程度のため、デュアルモードを重視するならXB273K V5が有利です。

LG 27GP950-Bは色再現性とHDR性能でやや上回りますが、価格が1万円以上高く、リフレッシュレートは144Hz止まりです。HDR性能を重視するなら検討の余地がありますが、コスパではXB273K V5に軍配が上がります。

上位モデルAcer Predator XB283K V3との違い

同じAcerのラインナップでは、XB283K V3が上位モデルとして位置づけられます。主な違いは以下の通りです。

XB283K V3は28インチとわずかに大きく、USB-C 65W PD対応、エルゴノミクススタンド、KVMスイッチ搭載と、仕事利用も想定した充実の機能を備えています。ただし、リフレッシュレートは144Hz止まりで、デュアルモードは非搭載です。価格差は約1.5万円です。

純粋なゲーミング性能を重視するならXB273K V5、仕事との両立を重視するならXB283K V3という棲み分けが明確です。

スタンドとデザイン

モニタースタンドのイメージ

スタンドの調整機能

XB273K V5のスタンドは、チルト(前後角度調整)と高さ調整に対応しています。左右のスイベル(首振り)やピボット(縦回転)には非対応です。

高さ調整の範囲は十分で、一般的なデスクの高さに合わせた微調整が可能です。ただし、スイベルやピボットに対応していないため、モニターの角度を細かく調整したい場合はモニターアームの導入を推奨します。VESA 100x100mm対応のため、ほとんどのモニターアームに取り付けられます。

デザインと外観

Predatorシリーズらしい精悍なデザインで、ベゼルは3辺が極薄のスリムベゼル仕様です。背面にはPredatorロゴが配置され、ゲーミングモニターとしての存在感があります。

パネル表面はアンチグレア(ノングレア)処理が施されており、外光の映り込みを抑えています。配信環境ではリングライトやLED照明を使用することが多いですが、アンチグレア処理のおかげで照明の映り込みを気にせず快適に使用できます。

本体重量はスタンド込みで約6.5kgと、27インチモニターとしては標準的な重さです。モニターアームへの取り付けも容易で、多くのガスシリンダー式アームで問題なく支えられる重量です。

メリットとデメリット

  • 約5.5万円で4K 160Hz+FHD 320Hzのデュアルモードを実現するコスパの高さ
  • HDMI 2.1を2ポート搭載でPS5/Xbox同時接続が可能
  • 応答速度0.5ms(GTG)でFPSゲームでも残像感が少ない
  • FreeSync Premium対応でNVIDIA GPUでもG-SYNC Compatible動作
  • DisplayHDR 400でエントリーレベルのHDR体験が可能
  • IPSパネルならではの広い視野角と色再現性(sRGB 99%、DCI-P3 95%)
  • 3辺スリムベゼルでマルチモニター環境にも適する
  • USB-CやUSBハブ機能が非搭載で、仕事利用では不便を感じる場合がある
  • スタンドのスイベル・ピボットに非対応(モニターアーム推奨)
  • DisplayHDR 400はローカルディミング非対応で本格的なHDR体験には物足りない
  • 内蔵スピーカーの音質は期待できない
  • 27インチ4Kはスケーリング設定が必須(Windows環境で150%推奨)
  • FHD 320Hzモードでは27インチの画面サイズに対してドット感が出る

こんな人におすすめ・おすすめしない

おすすめの人

コスパ重視の4Kゲーマーが最も恩恵を受けるモニターです。4K高リフレッシュレートモニターを初めて購入する方にとって、5万円台という価格は非常に手が出しやすく、デュアルモードのおかげで1台で幅広いジャンルに対応できます。

PS5/Xboxユーザーにも強くおすすめできます。HDMI 2.1 x2ポート搭載で、コンソールの4K 120Hz出力をフルに活用できる上に、PCとの併用も容易です。

FPSゲーマーで4Kも楽しみたい人にはデュアルモードが最高の答えです。競技プレイ時はFHD 320Hz、カジュアルプレイや映像系タイトルは4K 160Hzという使い分けが1台で完結します。

おすすめしない人

本格的なHDR体験を求める人は、DisplayHDR 600以上のモニターやOLED/Mini LEDモニターを検討すべきです。XB273K V5のHDR性能はエントリーレベルに留まります。

仕事利用が中心の人は、USB-C PD対応やUSBハブ機能を備えたモニターの方が適しています。同じAcerのXB283K V3やDellのU2723QEなどが候補になります。

色精度を最優先する映像クリエイターには、Adobe RGB 97%以上やハードウェアキャリブレーション対応のクリエイター向けモニターをおすすめします。

購入前に確認すべきポイント

購入検討のイメージ

GPU性能の確認

4K 160Hzの性能を活かすには、ハイエンドGPUが必要です。自分のPCのGPU性能を確認し、プレイするゲームで4K 100fps以上を安定して出せるか事前にチェックしましょう。

GPU性能の目安は以下の通りです。

  • 4K 160fps(最高設定):RTX 4080以上 / RX 7900 XTX
  • 4K 100fps(高設定):RTX 4070 Ti SUPER / RX 7900 XT
  • 4K 60fps(高設定):RTX 4070 / RX 7800 XT
  • FHD 320fps:RTX 4070以上(軽量タイトル)

現在のGPUで4K 100fpsに届かない場合でも、FHD 320Hzモードやフレームレートを60fps程度に設定して4K画質を楽しむという使い方は十分に価値があります。将来のGPUアップグレードに備えた先行投資としても魅力的な選択肢です。

デスクスペースの確認

27インチモニターの実際の横幅は約61cmです。デュアルモニター環境にする場合は、合計で130cm以上のデスク幅が必要です。デスクの奥行きは最低60cm、理想的には70cm以上を確保しましょう。目とモニターの適正距離は画面の高さの1.5~2倍で、27インチの場合は約50~65cmです。

ケーブルの準備

4K 160Hz出力にはDisplayPort 1.4ケーブル(DSC対応)が必要です。付属ケーブルを使用するのが確実ですが、別途購入する場合はVESA認証済みケーブルを選びましょう。

PS5/Xboxとの接続にはUltra High Speed HDMI ケーブル(HDMI 2.1対応)が必要です。PS5には付属のケーブルで対応できますが、追加で購入する場合は「Ultra High Speed HDMI」認証のケーブルを選択してください。

よくある質問

XB273K V5のデュアルモード切り替えはどのくらい時間がかかりますか?
OSDメニューから切り替え操作を行うと、約3~5秒の暗転後に新しいモードで表示されます。ゲーム中のワンタッチ切り替えには向きませんが、セッション開始前に切り替えておく使い方であれば全く問題ありません。Windows側で解像度設定が変わるため、アプリケーションの再起動が必要な場合があります。
27インチで4Kは文字が小さすぎませんか?
スケーリングなし(100%)では確かに文字が非常に小さくなります。Windows環境では150%スケーリングを推奨します。この設定であればフルHD相当の作業領域を保ちつつ、文字やUIが高精細に表示されます。macOSではRetinaディスプレイ相当の表示が自動的に適用されます。
IPSパネルのグロー(光漏れ)は気になりますか?
IPSパネルの構造上、画面の四隅に若干のグロー(IPS Glow)が発生する場合があります。暗い部屋で黒画面を表示した時に最も目立ちますが、通常のゲームプレイや映像視聴ではほとんど気になりません。個体差もあるため、気になる場合は初期不良として交換対応が可能です。
このモニターでHDR映画やNetflixのHDRコンテンツは楽しめますか?
DisplayHDR 400対応のため、HDRコンテンツの再生は可能です。SDRと比較して明暗の表現力は向上しますが、OLEDテレビのような圧倒的なHDR体験とは異なります。映画鑑賞が主目的の場合は、DisplayHDR 600以上のモニターやOLEDテレビを検討することをおすすめします。

まとめ:5.5万円で手に入る最強コスパ4Kゲーミングモニター

まとめ

Acer Predator XB273K V5は、約5.5万円という価格で4K 160Hz+FHD 320Hzのデュアルモード、FreeSync Premium、DisplayHDR 400、HDMI 2.1 x2ポートという充実のスペックを実現した、コストパフォーマンスに優れたゲーミングモニターです。

4K高画質でRPGやアクションゲームを楽しみつつ、FPSゲーム時にはFHD 320Hzの超高速表示に切り替えられる柔軟性は唯一無二の魅力です。USB-CやUSBハブ非搭載といったコスト削減部分はありますが、純粋なゲーミング性能を追求するユーザーにとっては最高の選択肢と言えます。

初めて4Kゲーミングモニターを購入する方、PS5やXboxの性能をフルに引き出したい方、そして競技FPSと高画質ゲーミングを1台で両立させたい方に、自信を持っておすすめできる一台です。

画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • ゲーミングモニターのイメージ: Photo by Florian Olivo on Unsplash
  • モニタースペック確認: Photo by Domenico Loia on Unsplash
  • 高速リフレッシュレート: Photo by Florian Olivo on Unsplash
  • HDRゲーミング: Photo by Fábio Magalhães on Unsplash
  • モニター接続端子: Photo by Thomas Kolnowski on Unsplash
  • ゲーミング環境: Photo by Sean Do on Unsplash
  • ゲーム配信: Photo by Caspar Camille Rubin on Unsplash
  • モニター比較: Photo by Iewek Gnos on Unsplash
  • モニタースタンド: Photo by Grovemade on Unsplash
  • 購入検討: Photo by Stephen Dawson on Unsplash

よくある質問

QAcer Predator XB273K V5のデュアルモードとは何ですか?
A
4K(3840x2160)解像度で最大160Hz、FHD(1920x1080)解像度に切り替えると最大320Hzで駆動する機能です。RPGやMMOは4Kの高画質で、FPSや格闘ゲームは超高速リフレッシュレートで、というように用途に応じて切り替えられます。
QPS5やXbox Series Xで4K 120Hzは使えますか?
A
はい、HDMI 2.1を搭載しているため、PS5やXbox Series Xで4K/120Hzの出力に対応しています。コンソールゲーマーにも最適なモニターです。
QDisplayHDR 400のHDR性能はどの程度ですか?
A
DisplayHDR 400はエントリークラスのHDR認証です。ピーク輝度400nitで、SDRと比較すれば明確な差を感じられますが、本格的なHDR体験にはDisplayHDR 600以上が推奨されます。ただし、この価格帯では十分な性能です。
QFreeSync PremiumはNVIDIA GPUでも使えますか?
A
はい、NVIDIA GPUでもG-SYNC Compatibleモードで動作します。NVIDIAドライバーの設定パネルからアダプティブシンクを有効にすることで、ティアリングやスタッタリングのない滑らかな映像を楽しめます。
Q5.5万円前後で4K 160Hzモニターは本当にお買い得ですか?
A
非常にお買い得です。4K 144Hz以上のゲーミングモニターは通常7万円~10万円以上するため、5.5万円で4K 160Hz+FHD 320Hzのデュアルモードが手に入るのは破格と言えます。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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